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加入後初得点を含む2ゴール! 柏の1トップ争いに名乗りを上げるアンジェロッティ

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柏サポーターの目の前で初ゴールを決めたFWアンジェロッティ

[5.5 ルヴァン杯グループC第5節 柏3-3浦和 三協F柏]

 今季から柏レイソルに加入したFWアンジェロッティは、新型コロナウイルスの影響でチームへの合流が遅れていたが、4月24日のJ1第11節・徳島戦(○5-1)で後半37分にJデビューを果たすと、続く第12節・仙台戦(●0-1)では後半25分からプレー。そしてこの日の浦和戦ではFWペドロ・ハウルの負傷を受けて、1点を追いかける前半アディショナルタイムにピッチに送り込まれた。

 ペドロ・ハウルが抜けた1トップにそのままおさまると、ボールをおさめて前線の起点に。「前線のターゲットができて、くさびのパスや縦のボールを入れることができた」と同時期に加入したMFドッジも投入後の好循環を振り返る。

 後半14分、MFイッペイ・シノヅカのFKの場面。右足から鋭いクロスが放たれると、アンジェロッティが頭で合わせ、加入後初得点で試合は振り出しに戻る。スタジアムの熱気が高まり攻勢をかける中、柏はMF仲間隼斗がPKを獲得。このキッカーを務めたアンジェロッティは、左足でゴールに流し込んで逆転ゴールを決めた。

「監督が求めるようなことがあればそれに応じてチームに貢献したいと思うんですけど、センターでの攻撃的な役割を果たすことが一番適している」と言うアンジェロッティは、「本職はCF」と1トップを得意としている。ネルシーニョ監督もそのことを理解しており、「トップでの起用を考えている」と示唆。FW呉屋大翔、ペドロ・ハウルとの「ポジション争いを勝ち取ってほしい」と、指揮官はアンジェロッティに伝えたという。

「立ってボールを待つだけでなく、動きながらまわりとの連携をしっかりやって絡んで、チームに貢献していきたい」。23歳のブラジル人ストライカーは、さらなる活躍を期する。

(取材・文 奥山典幸)
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