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ファーストシュートで来日初ゴール、ベールを脱いだ浦和の新戦力キャスパー・ユンカー

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点取り屋の片鱗を見せた浦和新加入のFWキャスパー・ユンカー

[5.5 ルヴァン杯グループC第5節 柏3-3浦和 三協F柏]

 期待の新戦力のデビュー戦。デンマーク人FWは、ゴールという結果で応えてみせた。

 4月にボデ・グリムト(ノルウェー)から完全移籍で浦和レッズへの加入が発表されたFWキャスパー・ユンカー。2020年にノルウェー1部リーグで25試合27得点を挙げて得点王を獲得、同年の年間最優秀選手も受賞するなど、注目のストライカーだった。

 ルヴァン杯・柏戦の先発に起用されると、FW杉本健勇とともに2トップに入る。迎えた開始9分、MF汰木康也が左サイドを突破しカウンターに転じると、最前線のユンカーと柏の守備陣3選手で2対3の状況に。ユンカーの動き出しに合わせて汰木がスルーパスを出すと、DFの間を抜けたユンカーは左足を一閃。ゴール右に流し込んだ。最初のシュートでゴールに結びつけ、前評判に違わぬ決定力を見せつけた。

 汰木とは「カウンターの場面では僕が走るという話をしていた」と言い、「非常にいいパスがきました」とアシストを称える。

「簡単ではない」と新天地でのデビュー戦を慮ったリカルド・ロドリゲス監督は、「すごくチームに貢献してくれた選手のひとり」と評価。「だんだん慣れていければ」とさらなる活躍を期待する。

「ピッチに立つことができて、ゴールを決められたのはよかった。自分のプレーを見せられたのはうれしい」とデビュー戦を振り返ったユンカーは、「浦和には点をとるため、それを勝利につなげるためにきました」と自信をのぞかせた。

(取材・文 奥山典幸)
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