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5・28ミャンマー戦は開催可能?反町委員長「こっちが聞きたいぐらい」

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オンラインブリーフィングを行った反町康治技術委員長

 日本サッカー協会(JFA)は6日、技術委員会を開き、終了後に反町康治技術委員長がオンラインブリーフィングを行った。

 アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトで今月28日に開催予定となっているW杯アジア2次予選のミャンマー戦について、報道陣から実現可能性を聞かれた反町委員長は「こっちが聞きたいぐらい。本当に分からない」と苦笑い。もともと3月の開催予定が延期となっているが、ミャンマー国内の政情不安は続いており、ACL予選に出場予定だった同国クラブのシャン・ユナイテッドは参加を辞退した。

 ミャンマー戦に関してAFCの公式サイトには会場がフクダ電子アリーナとも明記されており、JFAの広報担当者は「そういう提案はさせてもらっている」と説明するが、JFAとして正式発表はしていない。反町委員長も「AFCが発表しているぐらいなので、ミャンマーとしては試合をする意思があると捉えている」と、開催される前提で準備は進めているが、3週間後に試合を控える中、いまだ状況は不透明だ。

 5連勝で2次予選突破に王手をかけている日本代表はミャンマー戦に勝てば、6月7日のタジキスタン戦、同15日のキルギス戦を待たずに最終予選進出が決まる。そうなれば同時期に合宿を行うU-24日本代表に、A代表から五輪世代の選手やオーバーエイジ候補の選手を“派遣”するチャンスも生まれそうだ。

 U-24日本代表は6月5日と12日に国際親善試合を行う予定で、これが東京五輪に向けた「最後の選考」(反町委員長)になる。反町委員長によると、6月中には東京五輪に出場する最終メンバーを発表する見通しで、7月5日から国内で事前合宿をスタートさせ、2試合の強化試合を経て7月22日に東京スタジアムで行われる東京五輪初戦の南アフリカ戦に臨む。

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