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[関東大会予選]八千代の前線で収める力発揮の2年生FW納富、流れ変える同点ヘッド:千葉

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前半21分、八千代高はFW納富惇也(14番)が同点ヘッド

[5.5 関東高校大会千葉県予選準決勝 八千代高 2-1 暁星国際高]
 
 前半11分にCKから先制された八千代高だったが、2年生FWが流れを変えるゴールを決めた。

 前半21分、八千代は左CKからファーサイドの178cmFW納富惇也(2年=Wings出身)が同点ヘッド。「(ボールが)ドンピシャで来て、気持ち良かったです。ヘッドも得意です」というヘディングシュートを逆サイドのゴールネットに流し込んだ。

 この日の前半は前線でよくボールを収めていた。「収めてからポストプレーとかが強みです。相手の位置をずっと把握して手で感じたりしています」と語る納富は、上手く相手DFの前に身体を入れて柔らかいボールキープ。攻撃の起点になり続けていた。

 左サイドへ移った後半は風の影響もあって自分のプレーをすることができずに悔しがっていたが、それでも競り勝って関東大会出場決定。「チームのみんなに感謝でした」と笑顔で勝利を喜んでいた。

「中学の最初からずっと行きたいと思っていました。勉強もスポーツも文武両道で力を入れていたので選びました。(19年に完成した人工芝も)デカかったです」という理由で県立の八千代へ進学。下級生時から信頼を得ているFWは、自分で前を向いてゴールへ向かう力も高めて「(今後の試合も)自分が試合を決定づけて勝利へ導きたいです」と意気込む。関東大会予選は5試合(ブロック予選を含む)で3ゴール。より得点数を増やしてチームを勝利へ導く存在になる。

(取材・文 吉田太郎)

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