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第1戦のアドバンテージ生かしたマンU、4季ぶりEL決勝進出!! カバーニ2発の第2戦はローマが意地

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4季ぶりのEL決勝進出を果たしたマンチェスター・ユナイテッド

[5.6 EL準決勝第2戦 ローマ 3-2 マンチェスター・U]

 UEFAヨーロッパリーグは6日、準決勝第2戦を行い、マンチェスター・U(イングランド)がローマ(イタリア)のホームに乗り込んだ。2-3で敗れたマンチェスター・Uだが、2試合合計8-5とし、優勝した16ー17シーズン以来、4季ぶりの決勝進出を果たした。

 4月29日にオールド・トラフォードで開催された第1戦でマンチェスター・Uが6-2で大勝しており、ローマが逆転するには最低でも4点が必要と厳しい状況で第2戦を迎えた。大きなアドバンテージを得ているマンチェスター・Uだが、第1戦から先発の入れ替えは3人のみで、MFブルーノ・フェルナンデスやMFポール・ポグバ、DFハリー・マグワイアら多くの主力がスターティングメンバ―に名を連ねた。

 前半3分にローマがゴールを脅かすが、FKの流れからDFジャンルカ・マンチーニが至近距離から放ったシュートは、好反応を見せたGKダビド・デ・ヘアに阻まれてしまう。同20分にはマンチェスター・Uに先制の好機が訪れるも、浮き球のパスから抜け出したFWエディンソン・カバーニのループシュートはわずかに枠上に外れた。

 前半26分にB・フェルナンデスのラストパスからPA内に侵入したカバーニが再びゴールを襲うも、右足から放たれたシュートはGKアントニオ・ミランテに弾き出されてしまう。しかし、同39分にマンチェスター・Uが先制。MFフレッジのスルーパスから抜け出したカバーニが右足の鋭いミドルシュートを突き刺し、スコアを1-0とした。

 1-0のまま後半を迎えると、ローマが意地を見せる。後半12分にFWペドロの折り返しをFWエディン・ジェコがヘディングで押し込み、まずは同点に追い付く。さらに同15分にはMFロレンツォ・ペレグリーニが高い位置でのボール奪取を成功させると、こぼれ球をMFブライアン・クリスタンテが右足で豪快に蹴り込んで一気に逆転に成功した。

 後半23分にB・フェルナンデスのクロスにフリーで走り込んだカバーニがヘディングで叩き込み、マンチェスター・Uが試合を振り出しに戻したものの、同38分にFWニコラ・ザレフスキーの得点でローマが勝ち越し。その後、スコアは動かずに3-2のまま試合終了を迎えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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