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CL決勝の前哨戦はチェルシーに軍配!! アグエロが痛恨のPK失敗、マンCの優勝決定は翌日以降に

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FWセルヒオ・アグエロのPKがGKエドゥアール・メンディにストップされる

[5.8 プレミアリーグ第35節 マンチェスター・C 1-2 チェルシー]

 プレミアリーグは8日、第35節を行い、マンチェスター・シティチェルシーが対戦。前半44分にFWラヒーム・スターリングの得点でマンチェスター・Cが先制するも、後半18分にMFハキム・ツィエクの得点で追い付いたチェルシーが、同アディショナルタイムのDFマルコス・アロンソの得点で勝ち越して2-1の逆転勝利を収めた。

 1日の前節クリスタル・パレス戦に2-0で勝利して、プレミア制覇に王手をかけた首位のマンチェスター・C。翌2日の試合で2位マンチェスター・ユナイテッドがリバプールに敗れれば、その時点で優勝が決まったが、サポーターの乱入によって同試合が延期になった。

 そして、UEFAチャンピオンズリーグ決勝の前哨戦を迎える。マンチェスター・Cは勝利すれば2年ぶり7度目の優勝が決まり、対するチェルシーも4位以内を死守するためには負けられない一戦となった。

 ともに相手守備を攻略し切れず、なかなか決定機を創出できずに試合が進む。すると、前半終了間際の同44分にマンチェスター・Cが先制に成功する。DFルベン・ディアスのパスから右サイドを駆け上がったFWガブリエル・ジェズスが折り返すと、FWセルヒオ・アグエロが反応。アグエロはコントロールし切れなかったものの、流れたボールに走り込んだスターリングが蹴り込んでスコアを1-0とした。

 さらに前半アディショナルタイムにはPA内でボールを受けたジェズスがMFビリー・ギルモアのファウルを誘い、マンチェスター・CがPKを獲得。追加点のチャンスを迎えたが、キッカー務めたアグエロのパネンカがGKエドゥアール・メンディにストップされてしまい、リードを広げることができなかった。

 1-0とマンチェスター・Cがリードしたまま後半を迎えると、同18分にチェルシーが試合を振り出しに戻す。敵陣でのボールカットを成功させると、右サイドからDFセサル・アスピリクエタが送ったパスを受けたMFハキム・ツィエクが左足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-1とした。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールが生まれずに後半アディショナルタイムを迎えるが、ここでドラマが待っていた。90+2分、FWティモ・ベルナーの折り返しをDFマルコス・アロンソが押し込み、チェルシーが2-1の逆転勝利を収めた。

 この結果、この試合でマンチェスター・Cの優勝は決まらず。翌日の試合でマンチェスター・ユナイテッドがアストン・ビラに敗れれば、マンチェスター・Cの優勝が決定する。一方、劇的な勝利を収めて勝ち点3を獲得したチェルシーは3位に浮上し、来季のCL出場権獲得に前進した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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