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ピケ、アトレティコとのドローに…「優勝は僕たち次第ではなくなった。でも可能性はある」

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優勝を諦めないDFジェラール・ピケ

 8日のラ・リーガ第35節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのアトレティコ・マドリー戦をスコアレスドローで終えた。DFジェラール・ピケは、首位に立つチャンスを逃しながらも、まだ優勝の可能性が消えたわけではないことを強調した。

 この試合に勝利すれば首位に浮上することができたバルセロナだが、GKヤン・オブラクを中心としたアトレティコの堅守を前に苦戦して勝ち点1を分け合った。このドローの結果、現時点で自力優勝を果たせるチームは、翌日にセビージャ戦を控える3位レアル・マドリーとなった。

 ピケは試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで、次のようにコメントしている。

「勝つことを、もっと良い結果を手にすることを期待していた。でも、僕たちは生きている。チームは良い試合を演じたし、彼らよりも明確なチャンスを手にしていた。でも、結局は勝てなかったし、優勝は僕たち次第ではなくなった。ただ今季の流れを見ていると、ラ・リーガはまだ開かれているはずだ」

「相手のレベルは分かっていた。アトレティコは守備的にラ・リーガ最高のチームかもしれないし、彼らを相手にチャンスを生み出すのは難しい。そして明確な決定機を手にしたならば、それを物にしなくてはならない。今日、前半のメッシのシュートはオブラクに指先で弾かれ、後半はデンベレも外してしまった。僕たちは点を決めるチャンスを生み出していた」

「厳しい試合だった。僕たちがボールを保持した時間帯もあれば、彼らが支配した時間帯もあった。後半の僕たちは、十分に試合をコントロールしていたわけではないが、それでもプレーは改善されてチャンスを生み出していた。前半は彼らの方がチャンスがあったし、どちらが勝ってもおかしくはなかった」

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