ジョゼ・モウリーニョ監督の就任が決まったローマの今夏の補強候補をイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が予想した。

　パウロ・フォンセカ監督の今シーズンいっぱいでの退任が決まったローマは、直後にモウリーニョ監督の就任を発表。4月にトッテナムから解任された同指揮官の下、セリエA優勝争いに絡めなかった今シーズンの巻き返しを見据えることになる。

　そんなローマは、今夏に積極的な補強に出る見込み。依然としてディレクターのチアゴ・ピント氏とモウリーニョ監督は今夏の補強方針について結論に達していないと考えられる中、同メディアはターゲットを予想している。

　まず、エースとして攻撃陣を牽引するも、今夏の去就が不透明と考えられるエディン・ジェコの後釜として、トリノのアンドレア・ベロッティとパリSGのマウロ・イカルディの獲得に動く可能性がある。

　また、ローマには守護神の補強も必要と予想される。そして、候補に挙がるのが、2016年から2シーズン余りにわたり、モウリーニョ監督の下プレーした経験のあるマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘア。指揮官と同じく代理人がジョルジュ・メンデス氏であり、またモウリーニョ監督からの評価も高い。ただし、プレミアリーグのクラブがどの程度の額でオファーに応じるかは不明のようだ。

　さらに、同じくメンデス氏のクライアントであるレナト・サンチェスの獲得にも動く可能性がある。今シーズン好調を続けるリールでプレーする同選手は、23歳と若く、十分に投資する価値がある模様。その他にも、既存戦力を放出して得られる資金次第ではあるが、ディフェンスラインの補強も必要と考えられている。

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