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最下位からの逆転残留へ、終盤PK決めたエイバルが劇的勝利!! 久保建英ら日本人3選手は出番なし

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[5.9 ラ・リーガ第35節 ヘタフェ0-1エイバル]

 ラ・リーガは9日、第35節を各地で行い、MF久保建英所属のヘタフェとMF乾貴士、FW武藤嘉紀所属のエイバルが対戦した。終盤のPKで先制点を奪ったエイバルが1-0で勝利し、逆転残留に向けて値千金の勝ち点3を獲得。久保、乾、武藤は出番がなかった。

 勝ち点35で15位のヘタフェと、勝ち点27で最下位20位のエイバルによる残留争い直接対決。日本人3選手はいずれもベンチでキックオフを迎えた。

 立ち上がりからどちらも前線へのシンプルなパスで攻撃を組み立てる中、ヘタフェは前半14分、早くもアクシデントに襲われた。DFジェネがFWセルジ・エンリクと空中戦を競り合った際に頭から落下し、一度はピッチに復帰したものの、同23分にプレーを停止。代わりにDFソフィアン・シャクラが投入された。

 それでも優勢を保ったのはヘタフェ。前半42分には右のハーフスペースを突破したFWハイメ・マタが右足を振り抜くと、シュート性のクロスがファーサイドに流れ、MFマルク・ククレジャが飛び込んだ。だが、スライディング気味に試みたシュートはわずかに届かなかった。

 後半12分、ヘタフェは左サイドで右足に持ち替えたJ・マタのクロスにFWエネス・ウナルのヘディングで合わせるも枠外。一方のエイバルも17分、S・エンリクのクロスからFWキケ・ガルシアが頭で狙ったが、これはGKダビド・ソリアの正面を突き、ともに決定機を活かせない時間が続いた。

 それでも最終盤、エイバルが念願の先取点を奪った。後半43分、途中出場MFレシオの左コーナーキックをニアでS・エンリクがそらすと、これがMFネマニャ・マクシモビッチの腕に直撃。VARが介入した末にPKを獲得し、キッカーのレシオが落ち着いて決めた。試合はそのままタイムアップ。エイバルが勝ち点3を奪い、残留圏内17位との勝ち点差を2に縮め、最下位からの逆転残留に望みをつないだ。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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