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痛恨ドローのレアル…ジダン激怒「わけがわからない。今日は怒っている」

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ジネディーヌ・ジダン監督が怒りを露わにする

[5.9 ラ・リーガ第35節 R・マドリー2-2セビージャ]

 レアル・マドリーは9日の第35節でセビージャと対戦し、2ー2のドロー。勝てば首位浮上のチャンスを逃してしまった。ジネディーヌ・ジダン監督が試合を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2位レアルは首位浮上を懸けて、4位セビージャとの大一番に臨んだ。勝ち点3を狙うも前半22分に失点。後半22分にMFマルコ・アセンシオのゴールで追いつくが、同33分にはMFイバン・ラキティッチに決められて再び勝ち越される。終了間際のオウンゴールで辛くも引き分けに持ち込んだ。

 ジダン監督は温和そうな表情を浮かべつつ、インタビュアーの質問に対して怒りを露わにした。後半33分にFWカリム・ベンゼマが敵陣内でファウルを受けたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でその直前の自陣内でDFエデル・ミリトンがハンドしていたことが認められた。ラキティッチにPKを決められ、レアルは劣勢に陥った。

 指揮官は「わけがわからない。ミリトンのハンドがあるなら、セビージャ側もハンドがあったはず。主審の言ったことが理解できなかった。ジャッジのことは話さないが、今日は怒っている」と厳しい言葉を発す。ミリトンは相手選手との交錯時にハンドをしており、ジダンは相手選手のハンドの可能性も指摘していた。

 インタビュアーからは再度仲裁に入った場面の質問が飛ぶと、「それについては話さない。さっき話しただろう」とジダン。「主審からハンドのルールを教えてもらわないといけない。それだけだ。最後まで戦い抜くつもりだ。今日は勝利に値するから怒っている」と不満をぶちまけた。

 ラ・リーガは残り3試合。首位アトレティコは勝ち点77(得失点差+39)、2位レアルは勝ち点75(得失点差+34)、3位バルセロナは勝ち点75(得失点差+47)、4位セビージャは勝ち点71(得失点差+22)となっている。

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