beacon

ジダン不満のPK判定…ラキティッチは正当と主張「明らかにハンド」

このエントリーをはてなブックマークに追加

セビージャのMFイバン・ラキティッチ

 セビージャのMFイバン・ラキティッチレアル・マドリー戦を振り返っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 9日に行われたラ・リーガ第35節でR・マドリーと対戦したセビージャ。1-1で迎えた後半29分、コーナーキックからR・マドリーのカウンターを受けると、GKヤシン・ブヌがPA内でFWカリム・ベンゼマを倒してしまいPKを告げるホイッスルが吹かれた。しかしここでVARが介入。セビージャのCK時に、R・マドリーのDFエデル・ミリトンの腕にボールが当たっており、オンフィールドレビューの末にセビージャにPKが与えられた。このPKをラキティッチが落ち着いて沈め、この日2度目のリード。試合はその後、終了間際のアディショナルタイム5分にR・マドリーに1点を許して2-2の引き分けに終わった。

 試合終了の笛が吹かれると、R・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が主審に抗議。試合後のインタビューで「わけがわからない。ミリトンのハンドがあるなら、セビージャ側もハンドがあったはず。主審の言ったことが理解できなかった。ジャッジのことは話さないが、今日は怒っている」とPKになった判定に対して怒りを露わにしていた。

 一方、PKを決めたラキティッチは「僕がいた場所から見ると、明らかにハンドだった」と振り返ると、「もし(ボールが)腕に当たって方向を変えたなら、それはハンドでありPKの対象だ」と強調し、判定が正当だったと語った。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP