AC長野パルセイロは11日、クラブ公式サイトで「一部報道について」と題し、声明を発表した。

　それによると、同日にクラブの運営会社の前社長が、取締役解任は不当だと主張し、提訴したとの一部報道があったという。

　クラブはこの件に関し、「前社長の取締役の任期は本年3月までの1年間であり、取締役を解任したものではなく、本年3月に開催された株主総会では、適正な手続きのもと全取締役が任期満了となって新たな取締役の選任が可決承認されておりますことから、当クラブは応訴し、提訴内容の棄却を求めてまいります」と説明している。

　また、町田善行代表取締役社長は「このたびは、このような事で当クラブをご支援・応援いただいております皆様に、非常にご心配をおかけし申し訳ございません」と謝罪。「しかしながら、今回の案件はクラブとして、ご本人にも説明し、取締役会や株主総会でも適正な手続きのもとで進めており、そのエビデンスもございます。丁寧に話し合いを重ねてまいりましたが、このような形となり、大変残念に思います。ご支援・応援いただいております皆様に、多大なご心配をおかけすることとなり、重ねてお詫び申し上げます」と続け、「本件につきましては、クラブとして、引き続き適正に対応をしてまいりますので、引き続きご支援・応援のほど、よろしくお願いいたします」とした。

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