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名古屋GKランゲラックがオーストラリア代表引退!! コロナ禍で“苦渋の決断”

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 オーストラリアサッカー協会は13日、名古屋グランパスGKランゲラックオーストラリア代表を引退する決断をしたと発表した。

 ランゲラックは2013年10月、国際親善試合のフランス戦で代表デビュー。17年3月にはロシアW杯アジア3次予選にも出場するなど、国際Aマッチ通算8試合に出場した実績がある。19年10月のカタールW杯アジア2次予選でもベンチ入りし、正GKのGKマシュー・ライアン(アーセナル)を支えていたが、コロナ禍の現実を踏まえて苦渋の決断に至ったようだ。

 ランゲラックは協会を通じて「サッカーに関して下さなければならなかった最も難しい決断だった。だが、自分と若い家族にとって正しい決断になる」とコメント。「来年に控えるW杯までの国際カレンダーを見ると、単に合宿に参加するというだけでなく隔離期間も家族と離れることになりそうだった。家族を外国に残すのは快適なことではないため、家族を最優先にすることにした」と理由を明かした。

 その上でこれまで指揮を執ったホルガー・オジェック氏、アンジェ・ポステコグルー氏、グラハム・アーノルド現監督、そして元GKコーチのトニー・フランケン氏に感謝を表明。「チームと一緒に次のW杯への旅に参加できたことは素晴らしかった。アジア予選に取り組む選手、コーチ、スタッフの皆さんの活躍を祈っている」と同僚にメッセージを送った。

 豪州代表のアーノルド監督は「ミッチは日本で素晴らしい状態にあり、来月に控えるクウェートでのW杯予選を含め、われわれのプランの一部にあった」と構想内であったことを明かしつつ、「ミッチとは今週の初めに長い時間にわたって話をした。彼を呼ぶことができないことは残念だが、一人の指導者として、家族のために正しいことをしようとしている選手に失望することは決してない」とコメント。「これまでの3年間、彼と一緒に仕事ができて嬉しかった」とねぎらいの言葉を述べている。

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