DFBポカール(ドイツ国内杯)決勝が13日に行われ、ドルトムントがライプツィヒを4-1で下した。ドルトムントは2016-17シーズン以来、4年ぶり5度目の大会制覇。MFジェイドン・サンチョ、FWアーリング・ハーランドが揃ってドッペルパック(1試合2得点)を達成した。

　試合はいきなり動いた。前半5分、FWマルコ・ロイスがボールを奪取してターンし、ショートカウンターへ。スルーパスに抜け出したホーランドがMFマフムード・ダフードにつなぐと、ラストパスを受けたサンチョがPA内に侵入。右足コントロールショットをゴール右隅に突き刺した。

　先制に成功したドルトムントはエースが圧倒する。前半28分、ロイスのパスを受けたホーランドが快速を飛ばして突破すると、DFダヨ・ウパメカノからのタックルにフィジカルで上回る。ゴール前でウパメカノを吹き飛ばし、左足でゴールを射抜いた。

　前半アディショナルタイムにはサンチョがネットを揺らし、勝利を決定付けた。3点ビハインドとなったライプツィヒは後半26分、DFダニ・オルモがミドルシュートを突き刺したが、反撃はここまで。

　後半42分にはカウンターからホーランドが左足でゴールを陥れ、サンチョに続いてドッペルパック(1試合2得点)を達成した。ドルトムントが4-1で勝利し、4年ぶりにポカールを制覇。ライプツィヒは悲願の初タイトルを逃した。

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