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元C大阪&神戸のシンプリシオ氏が日本を語る「もっと残りたかった」…移籍決断の背景には意外な人物?

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かつてセレッソ大阪やヴィッセル神戸でプレーしたファビオ・シンプリシオ氏が13日、シチリアの地元メディア『Gold 78』のTV番組「Diretta Stadio」に出演し、日本移籍の舞台裏などを語った。

ブラジル出身のシンプリシオ氏は、セリエAのパルマやパレルモ、ローマを経て、2012年夏にセレッソ大阪に加入。2014年にはヴィッセル神戸へ移籍してJ1でプレーを続け、3シーズンを日本で過ごした。

そんなシンプリシオが日本での経験を振り返りつつ、Jリーグ移籍の舞台裏に言及。その背景には、現在、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャのヴァルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)の存在があったことを告白した。

「日本での経験は忘れられないものだった。私の子供たちは日本語を話せるようになったしね。日本で3年間過ごし、もっと残りたい気持ちもあったが、サッカーを続けていく意欲を失くしてしまったんだ。実はローマにいた時からプレーに対する意欲を失っていた」

「パレルモに所属していた時、(当時のパレルモ幹部)サバティーニに出会ったのだが、それからサッカーをプレーする意欲を失い始めた。私がサッカーに対する意欲を失った原因は彼だったんだ」

「それから私はローマへ移籍したが、すると残念なことに、彼までローマにやって来たんだよ。『マンマ、ミーア(何てことだ)! ここまで来るか』と思ったよ。日本にならついて来ないって? もちろん、地球の反対側だからね。私が望むなら、イタリアでプレーを続けるチャンスはあったんだ。しかし『ここでリスクを負うことはできない。別の場所へ行こう』って決めたんだ」
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