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堂安律、完全移籍は難しい? ビーレフェルトはPSVと買い取りOP設定額の再交渉を希望か

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ビーレフェルトにレンタル中のMF堂安律

 ビーレフェルトはレンタル中の日本代表MF堂安律の完全移籍移行が実現するのだろうか。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』では、クラブが支払える金額はPSVとの契約に定められている額より3億円以上低いとされるだけに、その点が交渉のポイントとなりそうだ。

 現在22歳の堂安は昨夏に11年ぶりに1部昇格を達成したビーレフェルトにレンタルで加入。すぐさま定位置を獲得したアタッカーは新天地ではすべての公式戦に出場し、これまで4ゴール3アシストを記録。入れ替えプレーオフの16位に位置するビーレフェルトで、攻撃陣の中心的な存在として評価を高めている。

 1部残留となれば、堂安の買い取りが優先事項と以前から伝えられるビーレフェルトだが、どうやらPSVと550万ユーロ(約7億3000万円)と見られる設定額の再交渉を望んでいるという。『シュポルト・ビルト』ではコロナ禍により財政状況が影響を受けているビーレフェルトが支払える金額は、スポンサー企業からの支援を含めても最大で300万ユーロ(約4億円)だと伝えられている。

 さらに同誌によれば、PSVとの契約には買い取りオプションをシーズン終了後14日間の期限内に行使しなければならないと定められているとのこと。ブンデスリーガの他クラブからの興味も伝えられる堂安だが、ビーレフェルトの来季の所属リーグの決定、PSVとの交渉次第となり、去就が決まるのは6月にもつれるかもしれない。

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