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24年連続ゴール達成の磐田MF遠藤保仁「今日のゴールは非常にいい形。そういう形を増やしていきたい」

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MF遠藤保仁が24シーズン連続ゴールで勝利を掴んだ

[5.15 J2第14節 磐田 1-0 群馬 ヤマハ]

 ジュビロ磐田ザスパクサツ群馬に1ー0で勝利し、3試合ぶりの白星を奪取した。決勝ゴールを挙げたのは、9試合ぶりに先発復帰したMF遠藤保仁。プロ初年度から続くシーズン連続得点記録を24年に更新した。

 前半から試合を支配した磐田は、後半5分に均衡を破る。FWルキアンが中盤からサイドチェンジでPA右にパスを飛ばし、MF鈴木雄斗がダイレクトで折り返す。待ち構えた遠藤がタイミング良く右足ボレーで合わせ、ゴール左隅に決め切った。

 負傷していた遠藤は前節に途中出場で復帰。今節は9試合ぶりに先発メンバーに入った。ボランチの位置で攻守に動き、特に攻撃面で磐田を支える。鈴木政一監督も試合後、「彼の持っているプレーがチームを助けてくれた」と称賛した。

 遠藤は試合後の取材に応え、24シーズン連続での得点記録更新に「もちろん嬉しく思います」と胸中を明かす。「ルキアンがキープして、いいサイドチェンジで相手を揺さぶりながら最後シュートまでいけた。1人2人だけの関係ではなく、3人4人が絡んでいく攻撃が少なかったので、そういう意味では今日のゴールは非常にいい形で取れたと思います」と攻撃の形で手応えを語った。

 特に攻撃面では「1人2人だけの関係ではなく、3人4人が絡んでいく攻撃が少なかった」とこれまでの課題を口にする。その上で「3人4人と絡んでゴールに向かうっていうのは、得点を増やすためには必要なこと。今日はたまたま僕がゴールしましたけど、色んな選手が色んな形からゴールを取れることが理想だと思うので、今後そういう形を増やしていきたいと思います」と今節の収穫を語った。

 自らの記録更新を達成した今日は、1993年5月15日に旧国立競技場でヴェルディ川崎と横浜マリノスが開幕戦を行ってから28年目の日でもある。遠藤は当時13歳。「ヴェルディとマリノスの試合をテレビで観ていましたし、華やかなプロのリーグっていうのはすごいなっていうのは記憶している。Jリーガーになりたいという思いがより増したと思います」と振り返った。

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