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その去就について再び問われたジダン「いなければならないとき、皆のために去らなければいけないときがある」

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ジネディーヌ・ジダン監督が去就に触れる

 レアル・マドリーは16日にラ・リーガ第37節、敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦に臨む。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、自身の去就について再び問われながらも、やはり何も明かすことはなかった。

 今季限りでの退任が噂されるジダン監督だが、やはり去就について明確な返答はせず。次のように語るにとどまった。

「そのことについて返答するのは、もう飽き飽きしている。事実は、残りが2試合であるということで、その後に何が起こるのかは分からない。それがレアル・マドリーというクラブだ。今、過ごしている日々より先は見ていない。君たちが自由に考えればいいし、私はそうした責任を背負うことはない。事が難しくなってしまうからね」

「私は今現在、行っていることだけに集中している。変化を迎えるときが訪れるとすれば、それは全員にとって良いことだからな。いなければいけないとき、皆のために立ち去らなければいけないときがあるんだよ」

「私はいつも通りだ。2〜3年後に何が起こるのかなんて、誰にも知り得ない。選手たちが練習に励む姿には感動を覚える。ときには、険しい顔でそれを見つめなくてはいけないとしても。私は恵まれているよ」

 2位レアル・マドリーと首位アトレティコ・マドリーの勝ち点差は2。レアル・マドリーが逆転優勝を果たすためには、アトレティコがつまずく必要がある。

「私たちは私たちの道を行くだけだ。いつも通りにね。すべきことは、私たちがコントロールできる範囲内で全力を尽くすことにほかならない。とても素晴らしいライバルについて、気にしてはいないよ」

「今、私はかつてないほどこのチムを誇らしく感じている。今季の私たちは多くの困難、奇妙なことに出くわした。だからこそ、いつもそうだとはいえ、より誇らしく思えるんだ。私にとっては、選手たちこそが最も大切な存在だ。私たちは世界最高のクラブにいることを自覚している。自分もここに到着したときからそう感じていた。ここでは選手間での科学反応が起こる。たとえ、多くの批判が存在するとしても」

 その一方で、前節グラナダ戦では口論の末に招集外としたことが報じられたDFマルセロについては、「体に問題を抱えていた」ことを再度強調している。

「彼は明日は招集される。もう体に違和感はないんだ」

「私たちがすることは変わらないし、最後までそうやって走り続ける。考えている通りの展開とするため、良い形で試合に入りたい」

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