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C・ロナウドを下げたユーベ・ピルロ監督、インテル撃破後のエースの表情を明かす

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途中交代となったFWクリスティアーノ・ロナウド

[5.15 セリエA第37節 ユベントス 3-2 インテル]

 ユベントスは15日のセリエA第37節でインテルに3ー2の勝利。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内を目指し、“イタリア・ダービー”を制した。

 5位ユベントスは欧州CL圏内の4位以内を目指し、優勝を決めたインテルとのダービーマッチに臨んだ。前半24分にFWクリスティアーノ・ロナウドが先制点を挙げるも、同35分にFWロメル・ルカクに同点ゴールを決められる。両者退場者を出すほどに荒れた試合は、ユベントスが3-2で勝利。暫定4位に浮上し、欧州CL出場に望みをつないだ。

 アンドレア・ピルロ監督は試合後の『スカイスポーツ・イタリア』のインタビューに応え、試合を振り返る。「これまでの試合でも今日のような決意で臨んでいれば、4位以内を目指して戦うような状況ではなかっただろう」と皮肉もこぼした。

 だが指揮官は、新王者インテルを相手に勝利を掴み取った選手たちを称える。「選手たちはもっとできるということを、このビッグゲームに勝つことで証明した」と語った。

 指揮官はこの試合の後半25分に、ある決断をした。先制点を挙げたC・ロナウドを交代させたのだ。得点した絶対的エースを下げ、その結果に掴んだ白星。C・ロナウドの胸中は複雑なはず。しかし、指揮官はその様子を明かしてくれた。

「途中交代だったが、彼は満足そうな様子だったよ。1人退場していたので、彼は影を追いかけるようになっていただろう」

「ロッカールームでは笑顔を見せていた。チームの勝利に満足していたよ」

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