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セリエA、19日のイタリア杯決勝で14か月ぶり有観客開催へ…マスク率でテニスを下回る上限

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 レーガ・セリエAは13日、19日に予定されているコッパ・イタリア決勝アタランタユベントスを有観客で開催することを発表した。イタリアメディア『スカイスポーツ』など複数メディアが報じている。

 昨年3月のロックダウン(都市封鎖)以降、1年以上にわたって無観客での開催が続くセリエA。すでに今シーズンは、アントニオ・コンテ率いるインテルの11年ぶり19回目の優勝が決定し、23日には最終節を迎える。そんな中、19日にレッジョ・エミリアのマペイスタジアムで行われる予定のイタリア杯決勝が有観客で行われることが発表された。

 イタリア政府の科学技術委員会は、観客の上限を収容人数の20%に設定。これにより4300名の観客の入場が可能となる。しかしイタリアでは、錦織圭も出場した男子テニスのイタリア国際がすでに有観客で開催され、収容人数の25%の入場が認められた。レーガ・セリエAのルイジ・デ・シエルボCEOはこれについて言及。「サポーターによるいくつかの行動が予想できるため、マスクの使用が比較的普及しているテニスよりも、より厳しいガイドラインが想定されるため」であると説明した。

 なお、観客は事前に新型コロナウイルスの陰性証明アプリへの登録が求められており、購入チケットの情報に加えて、「48時間以内の新型コロナウイルス検査結果」もしくは「ワクチン接種(2回)証明書」、または「6カ月以内に新型コロナウイルス感染からの回復診断書」のいずれかをアプリ上で提出しなければならない。

 イタリア杯決勝が開催されるエミリア・ロマーニャ州のステファノ・ボナッチーニ知事は、州に分配されたチケット150枚を医療従事者に贈ることを発表。「パンデミックの最前線で自らの命の危険を冒しながら我々の命を守るために戦ってくれた方々への感謝だ」と話した。

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