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「CL出場は常に目標としてきたライン」クロップ監督、逆転での4位フィニッシュに意欲

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ユルゲン・クロップ監督が意欲語る

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権確保が難しい状況となっていることについてコメントを発した。

 プレミアリーグ第36節でリバプールはWBAとのアウェー戦を迎える。現在勝ち点60、リーグ5位のリバプールにとっては残り3試合すべて落とせない状況。また、他チームの状況次第ではまだ4位以上でフィニッシュする可能性を残している。

 ドイツ人指揮官はWBA戦を前にした会見で「残念ながらCLに出られないという結末もあるかもしれないが……」と現状を踏まえ、自身の見解を示した。

「今シーズンはとても浮き沈みが激しかった。もちろん過去を悔やんでも仕方ないことだが、選手たちはみんなCLに出場したいと考えているものだ」

「やはりCLに出るということは私がここに来てから常に目標としていたことだ。最初の1年目は状況が違ったから別として、それ以降は常に達成してきた。それが我々の野心だった。まだ可能性がある限りそれは目指すべきだし、我々のフットボールがCL出場に値すると示したい」

 もし来季のCL出場を逃すとなると、クラブ収益にも大きな差が生じることになる。それでもクロップは「来季CLに出られようが出られまいが、一気に8人の選手を買うようなことはない。今後も方向性を見極めつつ計画を進めていく」と語っている。

 また、セリエAで現在4位のユベントスを例に出し「他の優れたチームだって苦労している。もしユベントスがいないCLを想像してみてほしい。それはとても複雑だよね。ただ、それは異なるチームが奮闘したという結果でもある」と続け、CL出場圏内を確保し続けることの難しさを強調した。

 3試合を残し、現在勝ち点60で5位に付けているリバプール。2試合を残すチェルシー(勝ち点64)が先日、アーセナルに敗れたこともあり、リバプールが4位に浮上する可能性も広がった。果たしてクロップ監督はリバプールを5季連続のCL出場へと導くことができるのだろうか。

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