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劇的決勝弾を奪ったのは、なんとGKアリソン!! CL出場権狙うリバプール、4位チェルシーとの勝ち点差は1に

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GKアリソン・ベッカーの決勝点でリバプールが劇的な勝利

[5.16 プレミアリーグ第36節 WBA 1-2 リバプール]

 プレミアリーグは16日、第36節を行い、リバプールWBAのホームに乗り込み、2-1の逆転勝利を収めた。勝ち点を63まで伸ばしたリバプールは、残り2試合で3位レスターとの勝ち点差を3、4位チェルシーとの勝ち点差を1に縮めた。

 4位以内に与えられる来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すリバプール。前節終了時点で勝ち点60の5位につけており、勝ち点64の4位チェルシーにプレッシャーを掛けるためにも是が非でも勝ち点3がほしい一戦。対するWBAは来季の2部降格がすでに決まっている。

 しかし、前半15分に試合を動かしたのはホームのWBAだった。MFマテウス・ペレイラのパスから最終ライン裏に抜け出したFWハル・ロブソン・カヌがPA内まで持ち込み、左足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負ったリバプールだが、前半33分に試合を振り出しに戻す。FWサディオ・マネの縦パスを受けたFWロベルト・フィルミーノはコントロールし切れず、相手にカットされてしまう。しかし、パスミスを拾ったマネがFWモハメド・サラーへ送ると、背番号11が左足ダイレクトで合わせたシュートでゴールを陥れた。

 1-1のまま後半を迎えると、同12分にリバプールがカウンターからゴールに迫る。しかし、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのスルーパスからPA内に侵入したサラーのシュートは、GKサム・ジョンストンに阻まれてしまった。

 その後も勝ち越しゴールを狙ったリバプールが押し込む時間帯が続いたが、後半45分にサラーの落としからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが放ったシュートが枠を外れるなど、2点目を奪えない。

 しかし、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。アレクサンダー・アーノルドが蹴り出したCKを、攻撃参加していたGKアリソン・ベッカーがヘディングで合わせてネットを揺らし、リバプールが2-1の劇的な逆転勝利を収めた。

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