beacon

10人バルセロナがセルタに逆転負け…メッシ大台到達も優勝の可能性は潰える

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナがセルタに逆転負け

[5.16 ラ・リーガ第37節 バルセロナ1-2セルタ]

 ラ・リーガ第37節が16日に開催され、3位バルセロナは本拠地カンプ・ノウで8位セルタと対戦し、1-2で逆転負けを喫した。今季ホーム最終戦を落とし、4試合ぶりの黒星で3戦勝ちなし(2分1敗)。最終節を残して優勝の可能性が消滅した。

 前節レバンテ戦(△3-3)でドローに終わり、残り2試合で首位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差が4に開いていたバルセロナ。崖っぷちの状況で迎えた今節はFWリオネル・メッシやFWウスマン・デンベレを中心に序盤からゴールに迫ると、前半28分に均衡を破った。

 MFセルヒオ・ブスケツが左のハーフスペースから右足で正確な浮き球のパス。PA内やや右に走り込んだメッシがヘディングでゴール左に押し込み、得点ランキング首位を独走する今季30ゴール目を記録する。リーグ戦での30得点到達は2シーズンぶりとなった。

 一方、セルタは前半38分にワンチャンスをものにする。左サイドのFWイアゴ・アスパスが横パスを出し、PA手前中央で受けたFWサンティ・ミナが右足で低いシュート。DFジェラール・ピケがブラインドとなったのか、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが一歩も動けずにゴール左に決まった。

 バルセロナはハーフタイム明けからMFペドリに代え、MFリカルド・プッチを投入。前半にも増して攻勢を強めたが、再三の好機を仕留められずにいると、後半38分にDFクレマン・ラングレが2枚目のイエローカードで退場してしまう。

 後半44分にはポストの跳ね返りをミナに蹴り込まれ、痛恨の逆転ゴールを献上。そのまま1-2で終了のホイッスルを聞いた。他会場では首位アトレティコがオサスナに2-1で勝利。バルセロナは残り1試合で7ポイント差となり、優勝の可能性は潰えた。

●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP