米メジャーリーグ・サッカー(MLS)は15日に各地で第4節を行い、アトランタ・ユナイテッドvsモントリオール・インパクトの試合で4万116人の観客が来場した。この観客動員数は世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年の3月以降最大だという。アメリカ『ESPN』が同日に伝えている。

　試合はアトランタの本拠地、メルセデス・ベンツ・スタジアムで開催された。スコアレスで迎えた後半アディショナルタイム4分、アトランタのMFマルセリーノ・モレノがクロスボールを頭で合わせて1-0の劇的勝利。ホームに集まったサポーターに勝利を届けた。

　クラブは今季初めて観客の制限を解除。約7万1000人を収容するスタジアムに過半数のサポーターが来場した。また、クラブは試合当日にアトランタ・フルトン郡危機管理局、フルトン保健局と協力し、無料で新型コロナのワクチンを提供。ガイドラインに沿い、チケットを持ったサポーターはスタジアム内、チケットを持っていない一般の人はスタジアム外で接種を行った。