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オーバーエイジの絞り込みは終了…森保監督「五輪本大会に向けて招集可能だと考えている」

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取材に応じる森保一監督

 日本代表とU-24日本代表を兼任する森保一監督が18日、オンライン取材に応じ、東京五輪本大会に向けて、オーバーエイジの絞り込みは「すでに終わっている」ことを明かした。

 U-24日本代表は6月5日(ベスト電器スタジアム/ガーナ)と12日(豊田スタジアム/対戦相手未定)に国際親善試合を行う。指揮官は「オーバーエイジの選手も参加という方向で考えている」と同期間の活動にオーバーエイジの招集を明言していた。そして、6月の活動だけでなく、五輪本大会でもオーバーエイジの招集は可能との手応えを得ているようだ。

「オーバーエイジの招集について、今のところ順調にきており、6月の活動や五輪本大会に向けて招集可能だと考えている」

 オーバーエイジは各ポジションでリストアップしていたようだが、「絞り込みはすでに終わっている」と話し、「オーバーエイジをサブ的に待たせるのは話が違う。五輪世代の選手は大枠の中で最後絞っていきたいが、オーバーエイジの選手は直前で『お願いします』と言って、『じゃあ、OK』とはならないと思うので絞り込んでいる」と続けた。

「ルールの中でマックスで考えたい」と以前から話していたように、オーバーエイジ3枠を使うことが考えられ、五輪世代の選手は15人という限られた枠を争うことになりそうだ。

 U-24日本代表は6月の2試合を終えると、7月12日(ヨドコウ桜スタジアム/対戦相手未定)と同17日(ノエビアスタジアム神戸/スペイン)にキリンチャレンジ杯を行い、同22日に南アフリカとの東京五輪初戦を迎える。

(取材・文 折戸岳彦)
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