beacon

18歳FW樺山が2ゴール!! 仲川も復帰弾決めた横浜FMがグループ首位通過、敗れた清水も”他力”突破

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW樺山諒乃介が2ゴール

[5.19 ルヴァン杯D組第6節 横浜FM5-1清水 ニッパツ]

 ルヴァンカップは19日、グループリーグ第6節を各地で行い、D組の横浜F・マリノス清水エスパルスを5-1で破った。上位対決を制した横浜FMは首位でグループリーグを終了。一方、3位のサンフレッチェ広島が敗れたため、敗れた清水も横浜FMとともにプレーオフステージ進出が決まった。

 試合は前半2分、早々に動いた。清水は敵陣左サイドでFKを獲得すると、ファーサイドを狙ったMF西澤健太のキックに大外のDF片山瑛一が反応。華麗なボレーシュートを突き刺し、先制に先行した。ところが、その後は横浜FMが主導権を奪回。すでにグループリーグ突破を決めている状況だが、リーグ戦でのレギュラー定着に向けて奮起する選手たちが躍動した姿を見せた。

 すると前半40分、横浜FMが美しいビルドアップから同点に追いついた。左からのスローインを起点にDF伊藤槙人、GK梶川裕嗣、MF渡辺皓太とつないでハイプレスを脱出すると、FWレオ・セアラが右サイドに展開。MF水沼宏太がDF小池龍太とのワンツーで右サイドを突破し、クロスに反応したレオ・セアラのシュートはクロスバーに直撃したが、跳ね返りをFW樺山諒乃介がヘディングで押し込んだ。

 劣勢が続いた清水は後半開始時、片山とMF宮本航汰に代わってDF鈴木義宜とMF河井陽介を投入。それでも後半3分、横浜FMがスコアを動かす。左サイドの樺山がカットインからクサビのパスを入れると、MFマルコス・ジュニオールがワンタッチで落としのパス。これに反応したMF和田拓也が右足インサイドでコントロールシュートをゴール右上に突き刺し、逆転に成功した。

 さらに後半6分、横浜FMはMF天野純が左サイドにパスを出すと、これを受けた樺山が得意なコースからカットイン。DFヴァウドの股下を狙ったシュートがコースを変えてゴールに吸い込まれた。18歳の樺山はプロ入り後初の1試合2ゴールを達成した。

 2点を追う形となった清水は後半13分、左サイドを攻め上がったDF福森直也のクロスをFWカルリーニョス・ジュニオがフリーで合わせたが、ヘディングシュートは右ポストにヒット。苦しい状況が続いた中での決定機となったが、1点を返すゴールは得られなかった。

 一方の横浜FMは後半30分、樺山に代わって負傷離脱していたFW仲川輝人を投入。すると同34分、右サイドを突破した水沼のグラウンダークロスに仲川がファーサイドで反応し、ダイレクトで流し込む。仲川の復帰戦ゴールでリードを広げた横浜FMは同44分にもレオ・セアラが追加点を奪うと、終了間際にはDF平井駿助がJデビューを果たし、5-1で勝利。グループリーグ首位通過を決めた。一方の清水もグループ2位が決まり、両チームがプレーオフステージに進出する。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●ルヴァン杯2021特設ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[ルヴァン杯]GL第6節 スコア速報

TOP