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ルヴァン杯GL突破確定済みの対決はスコアレス…鹿島が首位で、札幌は2位でプレーオフステージへ

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[5.19 ルヴァン杯GL第6節 札幌0-0鹿島 札幌ド]

 ルヴァンカップのグループA第6節が19日に行われた。北海道コンサドーレ札幌鹿島アントラーズの対戦は、0ー0のスコアレスドロー。すでにグループリーグ突破を決めている両者だが、鹿島の首位、札幌の2位が確定した。プレーオフステージの第1戦は6月2日、6日に開催予定。

 前節にプレーオフステージ進出を決めた札幌と鹿島。2位・札幌は勝利すれば、首位・鹿島は引き分け以上でグループ首位突破となる。開催地の札幌ドームは、機械トラブルで通常のピッチ位置から90度反時計回りに回転した位置で開催。観客はいつもとは異なる視点での観戦となった。

 3ー4ー2ー1の布陣を敷く札幌は、守備陣にGK大谷幸輝、3バックはDF岡村大八、DFキム・ミンテ、DF菅大輝を並べる。ボランチ2枚はMF駒井善成とMF荒野拓馬。右WBにMF柳貴博、左WBにMFルーカス・フェルナンデスを置く。2シャドーはMFドウグラス・オリヴェイラとMF青木亮太で、1トップは高卒ルーキーFW中島大嘉を起用した。

 直近のリーグ戦から先発10人を変えた鹿島は4ー4ー2の布陣。守備陣はGKクォン・スンテに、4バックのDF広瀬陸斗、DF林尚輝、DF関川郁万、DF杉岡大暉を並べる。ボランチ2枚はMF永木亮太とMFディエゴ・ピトゥカ。右サイドにMF遠藤康、左にMFファン・アラーノを配置。2トップは新加入FWアルトゥール・カイキが初出場で、FW上田綺世とコンビを組んだ。

 鹿島は前半9分に縦パスで抜けた上田が右足アウトサイドでシュート。ゴール枠外に逸れたが、得点の可能性を感じさせる。札幌は同15分、L・フェルナンデスとのパス交換から青木がキックフェイントで相手2選手をかわし、左足シュートを放つが、相手に当たって枠外に外れていった。

 前半18分、鹿島にアクシデント。交錯したアラーノが鼻から出血。ピッチから出ると、同20分にはそのままMF小泉慶と代わった。

 鹿島は前半38分、関川のロングフィードから上田が左サイドを走る。ボールを収め、マイナス方向にパスを出し、PA左でカイキがキープ。こぼれたところを杉岡がPA内で左足シュートを放つが、GK大谷に止められた。

 札幌は前半アディショナルタイムに波状攻撃。荒野の縦パスから中島が抜け出すが、GKクォン・スンテの飛び出しに遭う。D・オリヴェイラがロングシュートを無人のゴールに飛ばすも、相手守備陣にブロックされる。こぼれ球を荒野とのワンツーで抜け出したD・オリヴェイラがPA右からクロス。中島がPA中央でヘディングシュートを放つが、守備陣のマークでボールにミートしなかった。

 前半はスコアレス。札幌は後半開始から駒井に代えてMF高嶺朋樹を投入。鹿島は後半7分に上田と広瀬を下げ、MF松村優太とDF常本佳吾を入れた。札幌は19分に中島に代え、新加入FWガブリエルをデビューさせた。

 鹿島は後半23分に決定機。GKクォン・スンテからのロングフィードをカイキが頭で落とし、松村が菅との競り合いを制してGK大谷との1対1に。ドリブルでかわし、無人のゴールに蹴り込むが、走り込んだ菅にブロックされた。

 後半25分に両チームが交代カードを切る。鹿島はカイキと遠藤を下げ、MF荒木遼太郎とDF永戸勝也を投入。札幌は菅に代え、来季加入内定の特別指定選手・立正大MF田中宏武を入れた。34分には荒野を下げ、MF小野伸二が入っている。

 試合はそのままスコアが動かず0ー0で終了。鹿島がグループ首位を確定させ、札幌は2位でプレーオフステージ進出となった。

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