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元ドイツ代表ケディラが現役生活にピリオド「自分でも話しにくいが…」

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元ドイツ代表MFサミ・ケディラが現役引退へ

 ヘルタ・ベルリンは19日、元ドイツ代表MFサミ・ケディラ(34)が今季限りで現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。

 地元シュツットガルトの下部組織で育ったケディラは、2006-07シーズンにトップチームデビューを飾り、1年目からブンデスリーガ制覇に貢献。2010年夏に加入したレアル・マドリーではラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、クラブW杯の優勝など複数のタイトル獲得を経験した。

 さらに2015年夏から所属したユベントスでも5度のスクデット獲得や3度のコッパ・イタリア制覇など、数多くのタイトルを手にしている。ドイツ代表としては2009年にデビューを果たし、国際Aマッチ通算77試合で7ゴールを記録。2014年にはブラジルW杯優勝メンバーの一員にもなった。

 今年2月に出場機会を求め、ユベントスからヘルタ・ベルリンにフリーで移籍。10年半ぶりの母国復帰となり、ここまでブンデスリーガ8試合に出場している。

 ケディラは記者会見で「ちょうど14年前の今日、シュツットガルトで優勝を祝うことができた。それは素晴らしい日だったが、今日は私にとって非常に難しい日だ。(最終節が行われる)土曜日の午後5時15分頃、私のサッカー人生は終わるからね。かなり難しいことであり、自分でも話しにくいが、正しい決断だ。プロのサッカー選手としての15年間で、足跡を残してきた。自分がまだできること、できないことを正直に判断しなければならない。そして結局のところは、経験できた全てのことへの感謝の気持ちが上回るんだ」とコメントした。

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