パリSGのキリアン・ムバッペは、注目されている自身の去就に関しては明言を避けている。

2017年の加入以降、ネイマールとともにパリSGのエースとして活躍するムバッペだが、2022年夏の契約満了が迫っており、その去就が注目を集めている。パリSGとの契約延長は発表されていないため退団の可能性が囁かれており、レアル・マドリーやリバプール、マンチェスター・シティなどが強い関心を示していると報じられている。

そんなムバッペは、19日に行われたクープ・ドゥ・フランス決勝のモナコ戦に出場。19分にマウロ・イカルディのゴールをアシストすると、81分には自身でゴールを奪った。ムバッペの1ゴール1アシストの活躍で、PSGが2シーズン連続14回目の優勝を飾っている。

試合後、ムバッペは『France 2』のインタビューで去就に関する質問を受けたが「今はタイトル獲得を楽しまなければいけない。それが一番大事なことだよ。幸せになっている人たちを見てごらん、これが大事なことで、僕も幸せだ」とコメントするなど、明言を避けている。

続けて、連覇となったクープ・ドゥ・フランスのタイトルへの喜びを語った。

「このような感動、報酬、評価を得るために僕たちは毎日トレーニングしている。これは僕たち全員の仕事なんだ。僕たち、クラブ、そしてこの場にいられなかったサポーター、毎日働いてくれているスタッフ全員の仕事。だからこのタイトルは彼らのものだよ」

「世界最高のクラブの1つであり、国内では最大のクラブであるパリSGでプレーしているのならば、歴史に残るタイトルはどんなものでも重要だ。まだまだ若いクラブだからこそ、歴史の一部に慣れて嬉しいよ。今日は素晴らしい試合だった」

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