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指揮官アッレグリ氏は来季どこへ? トッテナムからの誘いを断った模様

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指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは来季どこへ?

 来季の去就が注目されている指揮官マッシミリアーノ・アッレグリ氏(53)はトッテナムからの誘いを断ったようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 2018-19シーズンまでユベントスを率いて以降、表舞台から姿を消したアッレグリ監督。今シーズン終盤からその動きが活発になり、メディアのインタビューには監督業復帰の意欲を伝えていた。

 トッテナムは今季途中までチームを率いたジョゼ・モウリーニョ監督を4月に解任。ライアン・メイソン暫定監督が指揮を執ったが、来季に向けてアッレグリ監督に打診をしていたようだ。しかし、その誘いは断られてしまったという。

 53歳のイタリア人指揮官に関心を示すクラブで、現在可能性が高いと報じられているのは3クラブ。レアル・マドリー、ナポリ、ユベントスだ。その中でも指揮官はR・マドリーに心が向いており、ジネディーヌ・ジダン監督の去就次第では、スペインの地を踏む選択を取るといわれている。

 一方で、セリエA復帰の可能性もある。ナポリはアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の意向でジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の解任が囁かれており、また古巣ユベントスは、新米監督アンドレア・ピルロの来季続投が不透明だ。

 R・マドリーは首位アトレティコ・マドリーと勝ち点2差で優勝の可能性を残す。ジダン監督は現段階での退任については会見で否定しており、頂点に立つことができれば状況は変わることもある。イタリア2クラブも同様に、4位ナポリと5位ユベントスは最終節でUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得が決まる。欧州大会への出場が選択の要素に大きく関わるだろう。

 アッレグリ監督の行き先は、それぞれの今季成績の結果に大きく左右されることになるかもしれない。

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