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京都が新潟から首位奪取!! デンカSに“ゆかり”ある19歳MF川崎颯太のプロ初弾が決勝点

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勝利を呼び込むプロ初得点を挙げた京都MF川崎颯太

[5.23 J2第15節 新潟0-1京都 デンカS]

 J2第15節が23日に開催され、3位京都サンガF.C.は敵地で勝ち点1差の首位アルビレックス新潟を1-0で下した。後半13分に生まれた19歳MF川崎颯太のプロ初ゴールが決勝点。3連勝で10試合無敗(9勝1分)とし、今季初めて首位に立った。

 前日22日に2位FC琉球(勝ち点33)がモンテディオ山形に0-2で敗戦。首位新潟(勝ち点33)は2位以下を突き放す絶好の機会として、3位京都(勝ち点32)は上位2チームを抜いて首位に立つチャンスとして今節を迎えた。

 ホームの新潟はボール保持しながらMF本間至恩の個人技を生かし、厚みのある攻撃でゴールに迫る。対する京都は、厳しくプレッシャーをかけて相手のパスワークを制限。前半は互いに持ち味を出し、首位攻防戦らしい強度の高いゲームで0-0のまま終了した。

 新潟はハーフタイム明け直後の後半1分にビッグチャンス。相手の隙間でボールを受けた本間が左のハーフスペースを持ち上がり、マークを引き付けながら外に開いたMF高木善朗につなぐ。フリーの高木が右足で送ったクロスにPA内中央のFW鈴木孝司が頭で合わせるも、ゴール右へのシュートは前半から好セーブが光っていたGK若原智哉に止められた。

 すると京都が後半13分にスコアを動かす。敵陣で攻撃を防がれた直後にアンカーの川崎が体を張ってマイボールにし、FWピーター・ウタカがPA手前中央のMF福岡慎平にパス。福岡のダイレクトでの落としに川崎が反応し、右足のグラウンダーのシュートをゴール左に決めた。

 京都U-18からトップ昇格して2年目の川崎にとっては、これがプロ初得点。Jリーグデビューを果たした昨年8月19日のJ2第13節も同会場での新潟戦(△1-1)だった。

 追いかける新潟は人数をかけてゴールを奪いにいったが、GK若原を中心とした京都の守備を崩せずに0-1でタイムアップ。今季初黒星を喫した前節・町田戦(●1-2)に続き、2連敗となった。

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