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勝ち越しゴールは幻に…町田ポポヴィッチ監督「仕方ないで終わってしまえばレベルアップはない」

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FC町田ゼルビアランコ・ポポヴィッチ監督(写真は16日のもの)

[5.23 J2リーグ第15節 千葉 1-1 町田 フクアリ]

 微妙な判定となった。入っていたかもしれないし、入っていなかったかもしれない。FC町田ゼルビアランコ・ポポヴィッチは「残念だった」と唇を噛んだ。

 1-1で迎えた後半33分。セットプレーの流れから町田に勝ち越しの好機が訪れる。MF平戸太貴が蹴り出したCKをFW鄭大世がすらすと、ファーサイドでフリーになったDF三鬼海がヘディングで合わせる。シュートはポストを叩いてゴールラインを割ったようにも見えたものの、GK新井章太が弾き出した結果、ノーゴールの判定となった。

 J2ではVARが導入されていないこともあり、ゴールラインを割ったか割っていなかったか、映像を使っての確認はされず。VARが導入されていない上、副審の位置からは新井の体が被り、ボールが見えにくい状況だったため、ゴールは認められないまま試合は続行された。

 前半17分にFWドゥドゥの今季初ゴールで先制しながらも、同42分に千葉に追い付かれての1-1のドロー。ポポヴィッチ監督は「非常にアグレッシブな試合で、スタジアムの雰囲気も良かった。相手の実力も申し分なく、非常に内容のある試合だった」と振り返りつつも、判定については苦言を呈している。

「お互いにレベルアップをしたければ、こういうジャッジをなくさないといけない。ゴールを取り消されたのは残念だし、カードを出す出さないの基準が一定だったとは思えない。あのジャッジは仕方ないで終わってしまえばレベルアップはないので、レベルアップするためにすべきことを考えいくことが大事だと思う」

(取材・文 折戸岳彦)
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