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6試合ぶり先発で警戒された久保建英、イエロー3枚誘発も連発ならず…スペイン2年目が終了

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警戒を集めたMF久保建英

[5.23 ラ・リーガ第38節 グラナダ0-0ヘタフェ]

 ラ・リーガは23日、最終第38節を行い、MF久保建英所属のヘタフェグラナダと0-0で引き分けた。6試合ぶりの先発出場を果たした久保はドリブルで相手のファウルを次々に誘い、合計3枚のイエローカードを出させたが、前節に続く2戦連発とはならず。スペイン移籍2年目を31試合1ゴール1アシストの成績で終えた。

 久保は前節のレバンテ戦(○2-1)で後半30分から途中出場し、1部残留を決める決勝ゴールを記録。その活躍もあり、両チームともに消化試合となった今節は第31節バルセロナ戦(●2-5)以来6試合ぶりのスターティングメンバー入りを果たし、4-2-3-1のトップ下のポジションでプレーした。

 前節の死闘を乗り越えたヘタフェはややポゼッション志向でこの試合に臨むと、久保の見せ場も増加。前半16分、まずは果敢なドリブル突破でDFヘルマン・サンチェスのファウルを誘い、相手にイエローカードを出させると、後半10分にもDFビクトル・ディアスの警告を誘発した。

 それでもなかなかゴールは生まれず、後半17分にはMFカルレス・アレニャのパスを受けた久保が華麗なターンからMFマルク・ククレジャの攻撃参加を導いたが、自身は攻めあがろうとしたタイミングでMFヤン・エテキの危険なタックルを受けて転倒。相手にはまたもイエローカードが出されたが、警戒を集めたことでチャンスを広げることはできなかった。

 久保はそのまま90分間を戦い抜いたが、試合は動かずスコアレスドロー。ビジャレアル、ヘタフェの2クラブで武者修行を行い、初の欧州カップ戦出場や初の1部残留を果たした2020-21シーズンに幕を閉じた。久保はこれからカタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(28日)に臨む日本代表に合流。その後、国際親善試合2試合を行うU-24日本代表に移り、東京五輪に向けた最終調整に入る。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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