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5位ユーベが大逆転のCL出場権奪取! ミランも8年ぶりの大舞台へ! ナポリは痛恨すぎるドローで無念

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CL出場争いに決着

 セリエAは23日に最終節を行った。熾烈な来季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権争いは決着。首位インテル、2位ミラン、3位アタランタ、4位ユベントスが大舞台へのチケットを手にした。

 首位インテルと2位アタランタはすでに欧州CL出場圏内の4位以内が確定。あと2枠を勝ち点76の3位ミラン、同76の4位ナポリ、同75の5位ユベントスの3チームが争う状況で、最終節を迎えた。ナポリがホームで10位ベローナ、ユベントスが敵地で11位ボローニャと対戦。ミランは2位アタランタとの対決となった。

 ユベントスは前半で3得点。前半6分、FWフェデリコ・キエーザが先制点を挙げると、同29分にはFWパウロ・ディバラの鮮やかな崩しからFWアルバロ・モラタが追加点を決める。45分には華麗なパスワークからMFアドリアン・ラビオが決め切り、3ー0と点差を広げた。

 さらに、ユベントスは後半2分、GKボイチェフ・シュチェスニーからのロングフィードを受けたモラタが最前線を突破。強引にシュートを決め、4ー0とダメを押す。終盤に失点を喫するが、4ー1で試合終了。欧州CL出場圏内に入るための勝ち点3を手にした。

 ミランは前半43分に均衡を破る。獲得したPKをPK成功率が高いMFフランク・ケシエがゴール左隅にシュート。価値ある先制点を奪い、前半を1ー0で折り返す。終了間際には再びケシエがPKを決め、そのまま2ー0で終了。2013-14シーズン以来となる欧州CLの大舞台に戻ってきた。

 ナポリはベローナと拮抗状態のままスコアレスで後半へ。すると、後半15分に待望の先制点。右CKからPA内で混戦となり、最後はDFアミル・ラフマニが右足ボレーを叩き込んだ。しかし、後半24分に一瞬の隙を突かれ、MFマルコ・ファラオーニに決められる。試合は1ー1で痛恨のドローに終わった。

 3試合が同時刻キックオフとなり、一瞬の気の緩みも許せない90分間となった。最終的な順位は、2位がミラン、3位がアタランタ、4位がユベントス、5位がナポリ。圏外にいたユベントスが大逆転で欧州CL出場権を奪取。ナポリは6年ぶりにその権利を手放し、ヨーロッパリーグ出場が決まった。

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