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マンU退団も囁かれる中…マタは3月の母逝去から初の得点に「これから僕のゴールはすべて母に捧げる」

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MFフアン・マタが得点に喜びを語る

 マンチェスター・ユナイテッドは23日のプレミアリーグ最終節でウォルバーハンプトンと対戦し、2ー1で勝利。決勝点を挙げたMFフアン・マタが喜びを語っている。英『ミラー』が伝えた。

 2位確定のユナイテッドは有終の美を飾るべく、最終節に臨んだ。前半13分に19歳FWアントニー・エランガが先制ゴール。しかし、同39分に追いつかれてしまう。だが、前半アディショナルタイムにユナイテッドはPKを獲得。キッカーを務めたのはマタ。冷静に決め切り、今季リーグ戦初ゴールとした。

 マタの勝ち越し弾がそのまま決勝点となり、2ー1で最終節を勝利。26日のヨーロッパリーグ決勝に弾みをつけた。

 試合後、マタは得点の喜びを語りつつ、3月に亡くなった母マルタへの思いを語る。闘病の末に母国スペインで息を引き取り、マタも帰国。悲しみに暮れていたという。得点後、マタは天を指さしてキス。「母のために得点したかったんだ。有難いことにそれを実現することができた。これから私が決めるすべてのゴールは、彼女のためのものになる」と喜びを口にした。

 2014年冬にユナイテッドに加入したマタは、今季限りで契約満了となり、退団が濃厚といわれている。試合後にそのことを聞かれると、「わからない。先のことはまだ本当にわからないんだ」と言及した。

「あと3日で重要な試合がある。いまはそこに心を向けている。良いサッカーをして、チームに多くのものを与え、今日のようにサッカーを楽しむことができればいい。それが私の気持ちです。

「いまは先のことを話すときではない。自分の望みはわかっている。肉体的にも精神的にも満足はしているんだ」

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