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S・ラモスのEUROメンバー落選にL・エンリケ監督「申し訳なく感じる」

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EUROは招集外となったDFセルヒオ・ラモス

 スペイン代表のルイス・エンリケ監督がドイツの通信社『ラプトリー』を通じ、キャプテンのDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)がEURO2020メンバーから落選したことについて説明した。

 S・ラモスはこれまでスペイン史上最多となる国際Aマッチ通算180試合に出場。クラブだけでなく、代表でも精神的支柱としてチームをけん引してきた。しかし、今季は度重なる負傷に苦しみ、レアルでは年明けから公式戦5試合の出場のみ。L・エンリケ監督は、そうしたコンディションの問題が理由だったと語っている。

「(メンバーリストは)私たちの基準によるものだ。私たちが適切だと考えているものに基づいている。ここでは、私たちのキャプテンであるセルヒオ・ラモスに言及したいと思う。私は、彼をこのリストに入れないこと、EUROに連れていかないことを決めた。言うまでもなく、彼が今季を通して、特に1月以降、適切な条件で戦えていないからだ」

 指揮官は「昨晩、彼とは電話で話した。(これまで)難しかったことは理解している。そのことについては申し訳なく感じる。なぜなら彼は常に最高のレベルにあったし、とてもプロフェッショナルで、いつだって代表チームを助けてきた人物であり、今後もそうすることができると思うからだ。難しい判断であることはよく理解しているが、私は常にチームの利益を考え、チームにとって最善と思われることを追い求めたい」と、苦渋の決断だったことを強調した。

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