大宮アルディージャは25日、岩瀬健監督(45)の解任を決定したことを発表した。後任決定までの間、佐々木則夫トータルアドバイザー(63)が暫定的に監督としてトップチームの指揮を執る。

　岩瀬監督は今季から大宮の指揮官に就任。しかし、開幕からの低迷を立ち直らせることはできず、2勝8敗5分で20位に沈んでいた。

　クラブ公式サイトを通じ、岩瀬監督は「今季はJ1昇格を目標にしながら勝ち続けていくチーム作りを行いましたが、皆さまの期待に沿うような結果を出せなかったことに強く責任を感じております」とコメント。「試合の勝利を目指して、選手、スタッフ、クラブスタッフが一丸となって真摯に取り組んでいたことは、かけがえない時間となりました。クラブに関わる皆さまに心から感謝しております」と感謝を伝えた。

　最後に「大好きなこのクラブを志半ばで離れるのはとても残念ですが、大宮アルディージャがさらに発展することを心から願っております。本当にありがとうございました」とクラブの再起に期待を込めた。

　暫定的な後任の佐々木氏は、日本女子代表(なでしこジャパン)の指揮官退任後、大宮のトータルアドバイザーに就任。今季からWEリーグに参入する大宮アルディージャVENTUSの総監督も務めている。

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