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低迷の大宮は体制変更へ…目標は“シーズン折り返し地点での一桁順位”

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佐々木則夫氏が暫定的な指揮官に

 大宮アルディージャは25日、岩瀬健監督の解任を発表。合わせて、西脇徹也フットボール本部長(44)の解任も伝えている。

 クラブ公式サイトを通じ、西脇氏は「強化責任者として、ファン・サポーターの方からの声援と期待に応えることができず、大変申し訳なく思っています」と伝える。「どんな時も、選手・クラブを支えてくださった、ファン・サポーター、パートナーの皆さまには大変感謝しております」と思いを語りつつ、「新しい体制のもと、勝利を勝ち取ることを心から応援すると同時に、大宮アルディージャが発展していくことを強く願っております。ありがとうございました」と再起に期待を寄せた。

 大宮は3月27日の第5節・V・ファーレン長崎戦(○4-0)の勝利以降、10試合で未勝利。第15節終了時点で、2勝8敗5分で20位と低迷が続いていた。

 クラブは公式サイトで、今回の体制変更について「現体制では『J1昇格』の目標に向かっていくことが困難と判断し、フットボール本部長と監督を解任する決断をいたしました」と経緯を伝える。今後の具体的な目標を「シーズンの折り返しを迎える第21節時点で『一桁順位』」とすることを明かした。

 今後の暫定的な指揮官には、トータルアドバイザーを務める佐々木則夫氏が就任。さらに、代表取締役社長の佐野秀彦氏がフットボール本部長と強化部長を兼任するという。さらに、秋元利幸氏を強化部長代理に招へいし、体制の強化を強調している。

 今後については「新たな強化部体制で、新たな監督を迎える準備を早急に進めながら、チーム内のコミュニケーションを活性化させ、選手、スタッフがそれぞれの特長・強みを存分に発揮し、チームとしての結果に結びつけられるよう、チーム作りを推進してまいります」とコメント。「さらには、よりクラブの価値、魅力を向上させるチームづくりを行い、中長期的なシナリオを組み立てていきたいと考えております」と意気込みを伝えた。

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