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ユーベ指揮官ピルロをカッサーノ&アダーニが称賛「今年最もタイトルを獲得した伊監督」

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欧州CL出場権を掴んだアンドレア・ピルロ監督

 元イタリア代表のアントニオ・カッサーノ氏やダニエレ・アダーニ氏が、クリスティアン・ビエリ氏が配信するTwitch(ツイッチ)チャンネル「Bobo TV」に出演し、ユベントスの指揮官アンドレア・ピルロを擁護した。

 ピルロは昨夏、指導者経験がほぼ皆無であるにも関わらず、ユベントスのトップチームの指揮官に就任し、賛否両論を呼んだ。リーグ戦ではスタートダッシュでの出遅れを取り戻すことができないまま、終盤戦に突入。セリエA最終節でボローニャに4-1と勝利すると、1ポイント差でナポリを追い抜いて4位に浮上し、からくもチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にした。

 スーペルコッパ・イタリアーナおよびコッパ・イタリアで優勝を果たした一方、リーグ10連覇を逃し、CLでは決勝トーナメント1回戦で敗退したピルロ率いるユベントス。指揮官の進退を問う声が上がる中、セリエAのご意見番のカッサーノは、歯に衣着せぬ発言でピルロを擁護する。

「4か月にわたって批判にさらされてきたが、彼はタイトルを2個獲得し、ユーベをCLへ導いた。それがアンドレア・ピルロなんだ。俺は彼を称えたい。特に昨日は勇気ある決断をしたよ。俺は最初から(クリスティアーノ)ロナウドが(チームの)“蓋”になっていると言ってきたが、まさにその証明になった。俺はアンドレアが残留し、ロナウドが退団できるよう願っている。もしユーベがこの決断をしたら、俺は拍手を送りたい。偉大なクラブであることを示すからね。ピルロはCL出場権と2つのタイトルを獲得してやるべきことを成し遂げた。それもロナウドのような“蓋”をする存在がありながら。ピルロは、これから継続性を示すべきなんだ」

 続いてアダーニ氏も、ピルロの手腕を評価。今シーズン、最も多くのタイトルを獲得したイタリア人指揮官であるとして賛辞を贈った。「CL出場を決めたのだから残留するだろう。少なくともそう言われていたはずだ。ピルロは2020-21シーズンにおいて、世界で最も多くのタイトルを獲得したイタリア人指揮官だ。それも監督1年目にしてね」と力説した。

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