アトレティコ・マドリー優勝の立役者の一人となったのが、FWルイス・スアレスだが、ウルグアイ代表FWの獲得時のエピソードをディエゴ・シメオネ監督が明かしている。スペイン『マルカ』が伝えた。

　今季からバルセロナを率いたロナルド・クーマン監督に「君は計算に入っていない」と構想外を伝えられたスアレスは、アトレティコに電撃移籍。すると、開幕戦で2ゴールを奪って好スタートを切り、チーム最多となる21得点をマーク。さらに第37節オサスナ戦、第38節バリャドリード戦で逆転ゴールを奪うなど、チームを優勝へと導いた。

　『ESPN』のインタビューに応じたシメオネ監督が、スアレス獲得時のエピソードを明かしている。

「スアレスを獲得する可能性が出たとき、獲得したいかクラブから連絡があったんだ。私は笑って『本気ですか?』と答えたよ。スアレスには『いいか、ルイス。我々は勝たなきゃいけない。君も勝ちたいだろう』と伝えたんだ」

　スアレス獲得の可能性に驚きを隠せなかった指揮官だが、熱き行動で世界屈指のストライカーを口説き落とすことに成功したようだ。

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