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ゴール取り消しで一時ピンチも…追い付いた川崎FがJ1タイ記録の開幕19戦無敗! 湘南は山田直輝の先制弾を守れず

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同点ゴールを挙げたFWレアンドロ・ダミアン

[5.26 J1第16節 湘南1-1川崎F レモンS]

 J1第16節が26日に各地で開催され、首位川崎フロンターレは敵地で14位湘南ベルマーレと1-1で引き分けた。後半11分に湘南のMF山田直輝に先制弾を許したが、同37分にFWレアンドロ・ダミアンが同点ゴールを奪取。J1記録に並ぶ開幕19戦無敗(15勝4分)を達成するとともに、昨季から続く無敗記録を24試合に伸ばした。

 前節終了時点でリーグ断トツ1位の総得点46と高い攻撃力を誇る川崎Fだが、立ち上がりから湘南を相手に苦戦。パスの受け手に厳しく付いてこられる中で、スムーズにボールを前に運べない時間が続いた。

 前半30分、相手の間でうまく受けたMF脇坂泰斗が右サイドに展開し、FW遠野大弥が右足でシンプルにクロス。ゴール前のFW小林悠がドンピシャのヘディングシュートを放つも、わずかに枠の右へ外れる。そこから徐々に相手を押し込み始めたが、得点には至らず、スコアレスで折り返した。

 アグレッシブな守備からチャンスをうかがっていた湘南は、後半の早い時間帯から次々とゴールに迫る。後半3分、後方からのロングパスをPA内左のFWウェリントンが頭で中央に送ると、DF山根視来に触られるが、PA内右へ飛んだボールにMF池田昌生が反応。しかし、左足のボレーはゴール左に外れた。

 そして後半11分、FWウェリントンの落としからMF池田昌生がシュートを放ち、そのこぼれ球にMF高橋諒が右足で合わせる。GKチョン・ソンリョンに弾かれたボールを山田が頭で押し込み、先制ゴールを奪った。

 後半22分には川崎FのDF旗手怜央が左サイドからクロスを入れ、L・ダミアンがGK谷晃生と競りながらヘディングでネットを揺らす。川崎Fの同点弾かと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経てL・ダミアンのファウルと判定され、得点は取り消しとなった。

 それでも後半37分、山根が旗手とのワンツーからPA内中央にパスを出すと、DF舘幸希を背負ったL・ダミアンが自らボールを浮かせ、右足のバイシクルでゴール左に蹴り込む。L・ダミアンの今季11得点目で川崎Fが1-1と同点に追い付いた。

 試合はそのままタイムアップ。川崎Fは連勝こそ2で止まったが、今節も無敗記録を維持した。

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