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ユンカーが決め、興梠も決めるが…彩艶が初失点の浦和、川辺の後半AT弾で広島に追い付かれてドロー

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サンフレッチェ広島浦和レッズの一戦はドロー決着

[5.26 J1リーグ第16節 広島 2-2 浦和 Eスタ]

 J1リーグは26日、第16節を開催し、エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島浦和レッズが対戦。前半15分にFWキャスパー・ユンカーの得点で浦和が先制するも、同23分にMFハイネルの得点で広島が追い付く。後半39分にFW興梠慎三の得点で浦和が勝ち越すも、同アディショナルタイムにMF川辺駿が同点ゴールを奪い、試合は2-2の引き分けに終わった。

 ホームの広島は5月23日の第15節C大阪戦(○2-1)から先発5人を入れ替え、MFエゼキエウ、MF長沼洋一、MF東俊希、MF柴崎晃誠、MFハイネルらを先発起用。3試合連続完封勝利中の浦和は前節神戸戦(○2-0)から先発2人を入れ替え、MF小泉佳穂、MF柴戸海らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半15分に試合を動かしたのはアウェーの浦和だった。右サイドからMF田中達也が送ったグラウンダーのクロスは相手選手に当たってファーサイドまで流れるが、MF汰木康也が折り返したボールをユンカーが右足で押し込んでスコアを1-0とした。ユンカーはJ1デビュー後、4試合連続得点とゴールを量産している。

 1点のビハインドを背負った広島だったが、前半23分、ハイネルが蹴り出したCKが直接ゴールに向かうと、GK鈴木彩艶が伸ばした手に触れることなく、そのままネットを揺らして同点に追い付いた。J1デビュー以降、3試合連続完封を達成していた鈴木は初失点を喫することに。浦和にとって4試合ぶりの失点となった。

 1-1のまま後半を迎えると、同13分に広島ベンチが動き、MF川辺駿とMF浅野雄也を同時投入。同18分には浦和がMF関根貴大とDF山中亮輔を投入して、状況を打開しようと試みる。その後も両チームとも選手交代を行い、勝ち越しゴールを奪いにいく。

 すると、後半38分、興梠がヘッドで落としたボールがDF荒木隼人のハンドを誘い、浦和がPKを獲得すると、キッカーを務めた興梠がきっちりネットを揺らした。興梠の今季初ゴールで浦和が勝ち越しに成功したものの、同アディショナルタイムにドラマは待っていた。PA外にこぼれたボールを川辺が鋭い右足ミドルで突き刺し、土壇場で広島が追い付いて試合は2-2のドローに終わった。

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