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驚きの“PKリハーサル回数”も告白…11人全員成功にビジャレアル指揮官「信じられない」

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EL優勝を導いたウナイ・エメリ監督

[5.26 EL決勝 ビジャレアル 1-1(PK11-10) マンチェスター・U]

 ビジャレアルは26日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対決し、1-1で突入したPK戦の末、PK11-10で勝利を飾った。クラブ史上初のビッグタイトル獲得を呼び込んだウナイ・エメリ監督のコメントをスペイン『マルカ』が伝えている。

 クラブ史上初めてEL決勝に臨んだビジャレアルは前半29分、FWジェラール・モレノのゴールで先制。しかし、後半10分にユナイテッドのFWエディンソン・カバーニに同点弾を許すと、1-1のまま延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦にもつれ込んだ。

 PK戦は両チームとも10人目まで成功する大接戦となったが、先攻ビジャレアルの11人目を担ったGKヘロニモ・ルジが決めると、ユナイテッド11人目のGKダビド・デ・ヘアのシュートをストップ。PK11-10でビジャレアルがEL王者に輝いた。

 エメリ監督は試合後、「今年はPKのリハーサルをしてこなかった」と明かし、「PKはくじ引きではなく、相手を知り、正しいメンタリティーを持つことなど、他の要素もある」と指摘。「PKにおける決断とは、PKキッカーを選ぶことではない。その証拠に、全員がPKを決めている。我々はそれを予測することができなかった。全員が得点したのは信じられないことだ」と驚きを示しつつ、「選手たちは大会中、そして決勝戦でも、素晴らしいメンタリティーを見せてくれた」とチームを称えた。

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