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森保監督がDF冨安の状態を説明「現時点では出場できないと思っている」

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25日、室内調整だったDF冨安健洋(ボローニャ)

 日本代表森保一監督は27日、カタールW杯アジア2次予選のミャンマー戦(28日・フクアリ)に向け、前日オンライン会見に出席した。右ひざの違和感で26日の練習を別メニュー調整したDF冨安健洋(ボローニャ)の起用について「痛みを抱えているので、明日の試合はプレーできないと思う」と述べた。

 日本代表は今月24日に千葉市内で合宿をスタート。冨安はキャンプ2日目の25日に合流したが、同日のトレーニングで軽いジョギングを行ったのみで、その他の時間は室内での別メニュー調整が続いていた。

 指揮官は会見で「全体的に選手のコンディションを把握しながらトレーニングをしている。今日のトレーニングをやってみて、コンディションの部分に問題がないかということを見極めて明日の先発を決めたい」と説明した上で、冨安について「右ひざに違和感があるということで、痛みを抱えているので、明日の試合はプレーできないと思う。またはっきりとは決めていないし、ドクターと相談して最終的に決めたいが、現時点では出場できないと思っている」と述べた。

 冨安はミャンマー戦を終えた後、国際親善試合2試合を行うU-24日本代表に合流予定。東京五輪を控えた大事なテストマッチに向け、慎重な対応をとった形とみられる。冨安不在のセンターバックには今回、DF吉田麻也(サンプドリア)のほか、DF植田直通(ニーム)、DF中山雄太(ズウォレ)、MF板倉滉(フローニンゲン)らが招集されている。

(取材・文 竹内達也)
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