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ビジャレアル主将アルビオル、EL戴冠を喜ぶも「PKは子供の頃から蹴っていなかった」

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ビジャレアルDFラウール・アルビオル

 ビジャレアル主将ラウール・アルビオルが、マンチェスター・ユナイテッドを退けてのヨーロッパリーグ(EL)制覇に、喜びのコメントを発している。

 現地時間26日に行われたEL決勝、ビジャレアルvsマンチェスター・Uは1-1で120分を終え、勝敗はPK戦で決することに。両チームのフィールドプレーヤー10人全員がPKを成功させ、11人目は両GKがキッカーを務めることに。22人目となったダビド・デ・ヘアがPKを外し、PK戦11-10でビジャレアルがEL戴冠を果たした。

 ビジャレアルDFアルビオルは7人目のキッカーを務め、ゴール右にインサイドで冷静に蹴り込み、PKを沈めている。

 だが試合後のインタビューでアルビオルは「PKを蹴るとは思っていなかった」と振り返っている。『ムンド・デポルティボ』がその言葉を伝えた。

「何より勝つことができて本当に嬉しい。ただ、まさかPK戦であそこまでもつれるとは思っていなかった」

「もしPK戦で自分も蹴るかもしれないと想定にあったら、ちょっとでも練習はするよ。だけど昨日までそんなことになるとは思っていなかったよ。それこそ、子供の頃からPKを蹴ることなんてしていないからね」

 そして35歳のベテランDFは「ビジャレアルにとってこの栄誉は本当に大きなもの。ビジャレアルはEL制覇に値したと思う。ただ、選手だけではない。チーム関係者、コーチやスタッフ全員、そしてグダニスクまで来られなかったチームの会長とこの喜びを分かち合いたい」と続け、クラブ初の欧州カップタイトルを喜んだ。

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