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ラッシュフォードが標的に…マンUが公式声明「このような行為に弁解の余地はない」

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マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード

 マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードが人種差別の標的となった。英『スカイスポーツ』が伝えている。

 26日に行われたヨーロッパリーグ決勝でビジャレアルと対戦したマンチェスター・Uは、前半29分に先制を許しながらも、後半10分にFWエディンソン・カバーニの得点で試合を振り出しに戻す。その後、スコアは動かずに延長戦を含めた120分間を1-1で終えると、PK戦を10-11で落として、目の前でタイトルを逃した。

 120分間ピッチに立ち続けたラッシュフォードは試合後に自身のSNSを更新し、人種差別的中傷を受けていることを明かした。「これまでに少なくとも70人以上から人種差別的なメッセージが届いているよ。僕の気持ちをこれ以上、悪くさせようとしている人たちは、頑張ってください」と皮肉を込めて投稿している。

 クラブも声明を発表。「昨晩の試合後、マーカス・ラッシュフォードや他の選手に向けられたソーシャルメディア上での憎悪や罵倒に、マンチェスター・ユナイテッド一同は嫌悪感を抱いています。このような行為に弁解の余地はなく、我々は完全にこれらを非難します。マンチェスター・ユナイテッドは、いかなる形態の人種差別も容認していません。また、ソーシャルメディアのプラットフォームや規制当局に対しても、このような不快な行為を防止するための対策を強化するよう求めます」とコメントしている。

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