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ビジャレアル就任から一年で戴冠…エメリ監督「目標はあくまで継続性」「勝つことはステップであり、重要な前進だ」

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ウナイ・エメリ監督が優勝の喜びを語る

 ビジャレアルは26日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でマンチェスター・ユナイテッドを下し、欧州大会初制覇を達成。ウナイ・エメリ監督が優勝の喜びを語っている。『ラプトリー』が伝えた。

 今大会無敗で初の決勝進出を果たし、欧州大会初のタイトルを勝ち取ったビジャレアル。エメリ監督にとってはセビージャ監督時の3連覇を含め、4度目のEL優勝となった。

 指揮官は試合後、「この場にいられることを誇りに思い、責任を感じている」と率直な気持ちを語る。そして今季就任から一年での快挙に「ELで優勝するために来てほしいとは言われなかった。なぜなら、これは極めて難しいからだ」と当初の目的を明かした。

「彼らは私に自分の仕事をして、結果を出すことを求めていた。実際、私が選手やクラブに伝えた目標は、継続性を持たせることであり、できれば毎年、継続してヨーロッパの大会に進出することだった」

「論理的に考えて、タイトルを勝ち取ることを、私たちは常に意識している。そして何よりも、ビジャレアルはこのチャンスを得るための環境を整えてくれた」

「コパ・デル・レイでの優勝やラ・リーガのタイトルはより難しい。現在のトップ4の強さを考えるとね。だが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)への道は自分たちで切り開くことができるし、いまは欧州CLに出場するチャンスを得ることができた」

 ELではグループリーグから全試合無敗で乗り切った。「最初の瞬間から非の打ち所がなかった」と振り返る指揮官は、朝6時にスタジアム入りすることもあったという。「このようなことがあるからこそ、旅をする価値があるんだ。私たちは、この瞬間を楽しもうと話していた」と大会全体を振り返り、改めて優勝の価値を説いた。

「最終的に決勝へ進出できたことは誇りに思っているが、もし勝てなかったら悲しいものだ。勝つことはさらなるステップであり、重要な前進だ。私たちはこの瞬間のためにこの仕事をしている。多くの人に喜びを与えることができた」

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