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約1年半ぶりの代表戦…川島永嗣「必要とされたときに仕事ができるように」

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約1年半ぶりの代表戦出場となったGK川島永嗣

[5.28 W杯アジア2次予選 日本10-0ミャンマー フクアリ]

 約1年半ぶりの代表戦のピッチに改めて喜びを感じていた。19年11月19日のベネズエラ戦(●1-4)以来、国際Aマッチ92試合目の出場となった日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)は「代表の試合は特別だし、チームの勝利もうれしいけど、次のW杯に向けた1試合に関われたことも自分にとってはうれしい」と笑顔を見せた。

 10年南アフリカW杯、14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯と3大会連続で日本の守護神を務めてきた川島もカタールW杯予選は初出場。森保ジャパンではこれまでベネズエラ戦のほか、コパ・アメリカの2試合に出場しているだけで、決してコンスタントに出場機会を得られているわけではない。

 それでも「必要とされたときに仕事ができるように準備しているし、自分の経験を少しでもチームで生かせればと思っている」と強調する38歳のベテランは「チャンスをもらえたのはうれしいし、どういう形でも日本代表のプラスになるような存在でいたいと思っている」と、日の丸への思いを語った。

 今後も6月3日のキリンチャレンジカップ・ジャマイカ戦(札幌ド)、7日のW杯アジア2次予選・タジキスタン戦(パナスタ)、11日のキリンチャレンジカップ・セルビア戦(ノエスタ)、15日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(パナスタ)と試合は続くが、DF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航の3選手はA代表を離脱し、オーバーエイジとしてU-24日本代表の活動に合流する。東京五輪世代の9人も同様で、A代表には国内組10人が加わり、約半数が入れ替わることになる。

「(チーム内の)競争もあるけど、ここからまだ予選もある。メンバーが代わっても今日と変わらない連係を目指さないといけないし、そのためにはよりコミュニケーションを取らないといけない」。キャプテンを筆頭に主軸が抜けるチームを束ね、引っ張っていく役目も川島には求められそうだ。

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