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イタリアが7発快勝で26戦無敗、チーム束ねたベルナルデスキ「サッカーを楽しめているとき、真価が発揮される」

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FWフェデリコ・ベルナルデスキが先制ゴール

 イタリア代表は28日、国際親善試合でサン・マリノ代表と対戦し、7ー0で快勝。公式戦26試合無敗を継続させており、データサイト『opta』によると、1935年から39年にビットリオ・ポッツォ監督が成し遂げた最長30試合無敗に次ぐ記録となった。

 イタリアは4ー3ー3の布陣。GKアレッシオ・クラーニョを置き、4バックはDFラファエル・トロイ、DFジャンルカ・マンチーニ、DFジャン・マルコ・フェラーリ、DFクリスティアーノ・ビラーギを並べる。3センターはMFガエターノ・カストロビッリ、MFブライアン・クリスタンテ、MFマッテオ・ペッシーナ。前線3枚はFWフェデリコ・ベルナルデスキ、FWモイーズ・キーン、FWビンチェンツォ・グリフォが配置された。

 前半31分に先制。キャプテンマークを巻くベルナルデスキがPA手前から左足を振り抜き、ゴールに突き刺す。同34分にはフェラーリがセットプレーのこぼれ球を押し込み、2ー0と点差を広げた。

 前半を2ー0で折り返すと、後半はゴールラッシュ。途中出場のFWマッテオ・ポリターノとペッシーナがそれぞれ2ゴール、FWアンドレア・ベロッティが1ゴールを加え、7ー0と突き放した。

 試合後、『RAI Sport』はベルナルデスキにインタビュー。ユベントスでは不遇が続くウインガーは「監督がいつも信頼してくれている。感謝しているよ」とロベルト・マンチーニ監督に感謝を伝えた。

「彼はいつも私に合った役割を与えてくれる。それを全うすることを目指しているし、楽しめている。サッカーを楽しめているときこそ、真価は発揮されると思うよ」

 指揮官もベルナルデスキを高く評価。「我々と非常に上手くやっている。予選を通過するのに尽力してくれた一人だ。不満なんてない」と手放しで称賛した。

 イタリアは6月4日にチェコ代表と対戦し、11日にEURO2020での初戦・トルコ代表戦に臨む。

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