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ネイマールがナイキと契約解除した理由が明らかに…性的暴行疑惑への調査拒否が原因?

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FWネイマールに性的暴行疑惑?

 パリSGのFWネイマールは昨夏、ナイキとのスポンサー契約を解除。同社は、従業員に対する性的暴行疑惑の調査に、ネイマール側が協力しなかったことが契約解除の理由と明かしている。仏『レキップ』などが『ウォールストリートジャーナル』の内容を伝えた。

 2020年8月末、ネイマールとナイキは13年続いたスポンサー契約を終了。契約期間はあと8年間残っていたというが、当初その解除理由は公にされていなかった。ナイキ側は27日、ネイマールとの契約解除の理由を公表。「ナイキは、従業員に対する行為の調査を拒否されたため、ネイマールとのパートナーシップを終了した」と伝えた。

 米『CNBC』によると、ネイマールは2016年に女性従業員に対して性的暴行を行った。従業員は18年に報告を行ったものの、当初は調査に消極的だった。ナイキも従業員のプライバシーを尊重し、法的機関などには詳細を共有していなかった。その後、19年に改めて独自の調査を開始。しかし、事実の裏付けはできなかった。同社は「一連の行為について裏付けとなる証拠が見つからない中で声明を出すことは不適切ではある」と伝えつつ、ネイマール側の調査拒否が、契約解除に至ったことを説明している。

 ネイマールの代理人は本件について「身に覚えのない申し立てに対し、根拠がないものからは身を守る」と否定。『レキップ』では、ネイマールの父も回答。「こんなニュースはどこから湧いてくるんだ。息子はその女性のことすら知らない」と事情を明かした。

「非常に奇妙だ。コービーやクリスティアーノ・ロナウドも同様の批判があった。ナイキが脅迫をしたいなら、ナイキに立ち向かう」

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